この記事は筆者がAmazonのPrimeVideoで視聴した作品をユルめに紹介するシリーズ記事である。
筆者
ちょっと前に映画の「テルマエ・ロマエ」を久しぶりに観直した筆者である。
AmazonのPrime Videoにて見かけた「オリンピア・キュクロス」なるアニメは、「テルマエ・ロマエ」の原作者ヤマザキマリ氏の漫画作品を原作としたアニメであった。
しかもギリシャ人は彫像風のクレイアニメで表現する、という尖ったアプローチの5分アニメなのだ。
執筆現在(2020年9月)、絶賛放映中の番組であり毎週更新されている。
ということで紹介してみたい。
別冊オリンピア・キュクロス を観た!
構造はテルマエっぽい感じ
どんな話かというと、「古代ギリシャ人の青年が悩んでいるときにタイムスリップして日本にきちゃって、そこで色々着想を得てからギリシャに帰っていい感じ!」という構造である。
古代ギリシャの青年デメトリオスは、絵や自然を愛する、心優しい壺絵師見習い。そして“ムダに”高い運動能力を持つ。
そんな彼は、思い悩んだときに甕(カメ)に入ると、遥かな時を超え、東京へタイムスリップしてしまうのだった!
漂着した東京から、様々な知恵や習慣を持ち帰り、危機を乗り越えるデメトリオス!
時空を超えた奇跡の喜劇が、ここに開幕――!!
小野氏、相変わらずいい声である。
声優陣も豪華
主人公デメトリオスは小野大輔氏が担当している。
強欲な村長は片桐仁氏が担当している。
片桐氏はついでにオープニングテーマを歌っているので要チェックと言える。
そして巌谷教授は佐藤貴史氏が担当している。
5分に凝縮された表現力の塊
放映時間は1回につきわずか5分となっている。
そんなわけで非常にテンポよく、しかも笑えるアニメになっている。
ギリシャ人だけクレイアニメで、日本人は基本二次元になっている。
ときに実写も交えたり、場合によってはクレイアニメの口元だけ実写を合成していたりと多様なアプローチにてアニメーションを構成している。
エンディングも必見【毎回違う】
さらにエンディングも最高である。
毎度クレイの吟遊詩人的なキャラクター・ホニェーロスが異なるエンディングテーマを歌うのだが、毎回どこか聞いたことがあるような、いい感じに「それっぽい」エンディングテーマになっている。
演出も表現方法もエンディングも、あらゆる角度でギャグになっている、そんなアニメーション作品である。
1話無料なので観てみよう
YouTubeにて第1話が観れるので気になったら観てみていただきたい。
おわりに
ということで、「別冊オリンピア・キュクロス」を観た!という話であった。
1話5分と非常に気軽に観れる上に非常に面白い作品である。
是非観てみていただきたいアニメーション作品であった。