【映画館】ブルータリスト
215分の大作。前半100分+インターミッション15分+後半100分という構成で、インターミッション中はカウントダウンが入る親切設計。
話はホロコーストを生き延びアメリカへ移住したユダヤ人建築家ラースロー(エイドリアン・ブロディ)が、新天地で夢の実現を目指すというもの。緊張感ある船内の長回しの『overture』は期待感がものすごくあがり、そこから始まる前半の展開が特に良かった。
重厚な215分という長さだがそこが気になることなく見入れた作品であった。デザインに関する内容なので、クレジットの表記までなんかおしゃれ。音楽が印象的だった。
70mmフィルムという最近ではほぼつかわれない規格での撮影というこだわりもあるそうな。舞台はアメリカだが撮影はほぼハンガリーで行われている。ハンガリーはフィルム撮影の文化も根強く、現像所が現場の近くにあったとのこと。これを書いてる時点でアカデミー賞10部門ノミネート。
見応えアリだった
【映画館】死に損なった男
空気階段の水川かたまり氏が主人公のお笑い作家を演じる田中征爾監督作品。
駅のホームから飛び降りようとしていたら隣の駅の人身事故の影響で電車が来ず思いとどまった男が、その亡くなった人のお葬式会場を突き止めて潜入してみたところその人にとり憑かれ、しかも娘につきまとう男を殺すまで憑き続けると脅される、というトンデモ話。
死に損なった男と死んじゃった男のバディものとなっており、それこそコントのような状況を楽しめればかなり楽しめると思われる。話も一筋縄ではいかず、環境は変わらずとも視点が変わる意外な着地点も素晴らしい。おすすめ。

良かったな〜
【Blu-ray】ベイビーわるきゅーれナイスデイズ +ドキュメンタリー
満を持してソフトを購入。昨年映画館で鑑賞し、ドキュメンタリーも含めとても良かったため特別保存版を選択。
監督と主演二人によるコメンタリーも楽しめるので大変おすすめ。それにしても圧巻のアクションである。





この世界観まじでいいんだよな〜