すべそれ3巻が発売した!
トリ
ということで感想やら大まかなあらすじやらを書き記す次第である。
すべての人類を破壊する。それらは破壊できない。3巻を買ってきた
原作:伊勢勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
すべそれ3巻はこんな感じ
夏は終わりに近づき、新エキスパンション「ウルザズ・サーガ」発売に色めき立つはじめたち。はじめと慧美の関係にも少し変化が…!? 特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「強迫」付き。
ということで成績を持ち直してMTGに無事復帰した慧美。
新エキスパンション「ウルザズ・サーガ」も出て、さらに恋模様にも大きなうねりが発生、MTGともども怒涛の新環境が始まるのであった。
あと八雲の諸々が明らかになる。
慧美復帰!
ということでしぶやまでは慧美復帰を祝して公認大会が開かれるのであった。
まあ普通の大会をそう銘打てばいいのだろう。
ということでしぶやまツートップの慧美と社長のバトルである。
これまた描写が良いのでじっくり味わうべし。
ローテーションもあるよ
筆者はほぼスタンダードをプレイしないためいわゆるスタン落ち経験がないわけだが、作中では思いの外皆スタン落ちを引きずっているようである。
確かに、これまだスタンで好きだったカードをどうにかモダンに組み込もうとしてもやはり消えていったカードたちも、パイオニアなら別の形で蘇るかもしれない(わからんけど)。
恋模様新展開
遠足にて別の学校の八雲と出会うはじめ。
ただしはじめはまったく気づいていない。
そして可愛い(ルーズソックスだし)。
そんなわけで不意に大胆な行動に出た八雲のことを最後に気づいたはじめだが、その心中は定かではない。
そして来島である。
こちらは慧美との間に割って入ろうという新展開である。
そしてなぜかMTGで勝負することに。
まぁそれもよし!
そして現れる最強のコンボデッキ…!
かの悪名高きコンボデッキを全開で繰り出してくる来島である。
当時パックから天才のひらめきを引き当てたことのある筆者であったが、中学生でフォーマットの概念もよくわかっていなかったし、情報源も特になかったため、そのコンボデッキのことはよく知らなかったりする。
そんなことより、この対戦の描写が非常にかっこよいので是非堪能すべきだろう。
公式プロモ「強迫」も付いてくる!
毎回特典が付くのもすべそれの熱いところである。
巻末に封入されているので、取り出す前は無闇に背表紙を曲げて読むのは危険かもしれないので注意。
今回封入されているのは今なお使われ続けている名カード「強迫」である。
黒では対処できない置物も事前に対処することができるカードとなっている。
すべそれを語る! おすすめ動画
MTGに関する動画を長らく公開している開封大好きチャンネルにて、よしひろ氏と、トモハッピーチャンネルのトモハッピー氏とライジング・ホープ長谷部氏の3名が熱いトークを繰り広げている。
MTG愛、すべそれ愛に満ちた非常に愉快なトークである。
ぜひ見てみていただきたい。
余談だが、筆者はよしひろ氏のトークが非常に好きなのである。
おわりに
ということですべそれ3巻を読みつつ思い出やらを筆者が余談と称してつらつら呟く、という話であった。
90年代MTG青春グラフィティということで、筆者のような三十代の方にはなんとも懐かしい気持ち、甘酸っぱい気持ちが去来すること請け合いである。
いやはや、それにしてもすべそれ、面白いものである。