令和2年初ライブ鑑賞はDoomである!
トリ
ということで来たる2020年の1月12日に筆者は渋谷へと向かった。
【ライブレポート】Doom NO MORE SLAUGHTERツアーファイナル@渋谷CYCLONE
DOOMのストアにてかなり早い段階でチケットを入手していた筆者であったが、渋谷駅についたのは開場時間ころになってしまったため、出遅れた形である。
会場入りすると、へヴィミュージック専門クラブDJイベントを主催されているDJ狂犬氏によるごりごりなメタルの曲がプレイされていた。
本日はDOOMワンマン公演、渋谷サイクロンでお会いした全ての皆様、本当に有り難うございました!!DOOMという日本が誇る偉大なアーティストのワンマンでDJを務めさせて頂き、本当に幸せでした、最高のライヴ、最高の1日でした、心の底から、本当に楽しかったです(感謝)
— DJ狂犬4/4LOUD ROOTS (@DJ_KYOUKEN) January 12, 2020
うろ覚えではあるのだが、DJ狂犬氏によると、藤田氏がかつてインタビュー等で歌い方に影響を受けたといったことを話していたというPRONGの曲などを流していた(曖昧で申し訳ない)。
前半戦開始
いよいよ明日(1/12)!! 濃密濃厚のロングセット。当日券も販売します。 pic.twitter.com/1AAqksvxtq
— DOOM official (@official_doom) January 11, 2020
暗転してオープニングのSEがかかり、いよいよメンバーが入場である。
事前の公式ツイートにてロングセットだということは知っていたわけだが、ほとんどMCもなくいきなり走り抜けるDOOMである。
冒頭は再始動後に発表されたアルバムから、All Your Fearsであった。
勢い溢れるイントロから一筋縄では行かなそうなスリリングな展開が畳み掛ける。
とにかくイントロの爆発的な趣との対比がたまらない一曲だと言える。
そしておなじみComplicated Mindでさらなる加速を見せる。
序盤はComplicated MindとKilling Fieldの二枚のアルバムの曲を軸に展開されることとなる。
そして故諸田氏の参加した最後のアルバムIllegal soulからThose Who Race Toward Death、前半戦最後には水中をたゆたうかのような湿った浮遊感のある水葬で前半戦10曲は終了であった。
DJ狂犬氏によるDOOMの曲プレイを楽しみつつ、みな後半戦に備えるのであった。
後半戦 まさかのカバー!?
さて、後半戦は同じCDに収録された最近曲であるWar Daddy、そしてNO/Re:MORSEから開幕。
最近曲ながらまったく勢いの衰えない激しさと混沌を持ち合わせた1枚だったため筆者は大変気に入っているのでうれしい。
いきなり、後半もこれまたすごい!ということを確信したわけだが、チューニングを挟んで披露されたのはまさかのカバー曲、KING CRIMSONのREDであった。
筆者としてはかつて友人にCDを借りてかっこよさにビビった1枚であり、大変好きな曲である。
DOOM色が強いのもまたとても良かった。
再始動後初のアルバムの表題曲Still Can’t The Dead、短くも熱い展開のインスト曲Lyrics、この日も再録CDが配布されたNO FREE、さらに不穏な変拍子のフレーズがループするHUMAN NOISE、そして本編最後もHuman Noise収録のRevenge And Dirty Tricksで本編18曲をフィニッシュである。
アンコール 初期曲が最高すぎた
3度登場したメンバーである。
流石に疲れた模様の藤田氏ではあったが、最後まで走り抜ける姿勢を崩さない。
余談だが、確かに夏のライブでは暑くなりすぎた会場にて「暑い!!」と叫ぶシーンも見られたりした。
筆者がもっとも好きなアルバムである1stからDeath To Wimp、さらに最狂な代表曲Why!?にてアンコールを一度終えるわけだが、Wアンコールも用意してくれていおり追撃の手を緩めない。
最後に2曲、No More PainとLast Stand To Hellにて全22曲が終了したのであった。
セットリスト DOOM NO MORE SLAUGHTER @SHIBUYA CYCLONE
- All Your Fears
- Complicated Mind
- Fall, Rise And…
- Fence And Barricade
- Killing Field
- Painted Face
- Death Of False ROCK!!
- Slave Of Heaven
- Those Who Race Toward Death
- 水葬
〜DJ狂犬氏によるDOOMの曲プレイ〜
- War Daddy
- No / Re:MORSE
- RED
- Still Can’t The Dead
- Lyrics
- NO FREE
- Human Noise
- Revenge And Dirty Tricks
アンコール
- Death To Wimps!
- Why!?
Wアンコール
- No More Pain
- Last Stand To Hell
おわりに
ということで2020年初ライブ鑑賞の話であった。
いきなり全力なライブを目の当たりにして嬉しい。
少し楽器間の音のバランスが気になった。
ライブだと前に行きたがる筆者ではあるが、音のバランスが良さげな後方で聴いてみるのもイイかもなぁなんてことも少し感じたが、さて。
DOOM初期のドラマーであった広川氏がTwitterにてコメントしていたが、そういうことなのだろうか? だとしたら貴重な瞬間に立ち会うべきだろう。
そうそう阿部君❗️
もう少しで藤田君の分厚い音壁に風穴開けられそうだったぜ👍
みんなライブに行って、貴重な瞬間に立ち会うんだ❗️☝️#DOOM— 外神田の女王 (@jo_hirokawa) January 13, 2020
いやはや、それにしてもDOOMのライブ、毎度凄まじいものである。