2022年11月末、何やら平日にまとまった休みがとれた。
ということで青森に行くことにした。
筆者
そんなわけで、今回はその旅行の記録を書き記していく次第である。
青森旅行1日目【恐山は5月〜10月に行くべし】
この日の計画
ということで青森旅行1日目である。
この日の計画は次のとおりであった。
- 午前中に新青森駅でレンタカーを借りる
- どこかで昼ごはんを食べる
- 恐山を堪能する
- 下風呂温泉で宿泊
しかし何やら満たされたので良しとしている。
青森到着→下北半島へ出発【青森っぽいプレイリストをリピートする】
新幹線で午前11時ころに新青森に到着した筆者であった。
この日は11月末ながら最高気温が19度くらいあり過ごしやすい。
しかしどうにも「お足元が悪い」日になることうけあいな空模様である。
持ってきた上着はリュックに押し込んでの移動となった。
ということで駅前のレンタカーを借りて下北半島へと向かう。
借りた車は無事CarPlay対応だったのでiPhoneを接続して用意していた人間椅子の青森っぽい曲プレイリストをかけてのドライブである。
青森っぽい曲とか、恐山にひっかけた地獄系の曲を多めにチョイスしたゾ!
ぽつぽつと雨が降ったりやんだりするなか、下北半島の「マサカリの柄」の部分を北上する。
ここらへんは風力発電の設備が立っている。
道路に近いほど小さいサイズなのだが、遠くにどでかいサイズがそびえ立っていたりする。
それがどうにも恐ろしい。
それらを眺める際のどうにもぞくぞくする感覚が、筆者はたまらないのである。
そんな感じ(?)で青森の風景を楽しみつつ、人間椅子を聴く旅は思った以上に良い。
下北駅で昼ごはん【駅前食堂】
いくつか候補を上げていたが、13時過ぎに下北駅につけたのでそこで昼飯とした。
駅前にある「駅前食堂」へ赴いた次第である。
定食からラーメン、カレーと多彩なメニューに加え、海上自衛隊とのコラボメニュー的なものも観られる。
カレー好きな筆者は護衛艦ちくまカレー「オーバルプレート」をチョイス。
トンカツは艦艇でも使用されているものだそうな。
これがビビるくらいうまかった。
スパイシーでコクが深い。
一見ふつうの食堂のカツカレーだが、余裕で2〜3段階上の味である。
いざ恐山へ【10月で閉山するから注意しましょう】
さて、ナビに改めて恐山を入れた。
その際に付近の道路に通行止めの表示がやたらでてくるのが目には入っていたのだが、気にせずに出発する。
20分ほど車を走らせて、なにやら思ってたのと違うルートに来ていることに気づく。
そしてさらに気づけばすれ違い不可の未舗装道路に突っ込んでいた。
しばらく進んでいるうちに全く舗装道路に出れる気配がなく、でこぼこだし水たまりが多いし車も心配になってきた次第である。
半ばべそをかきつつナビに悪態をついていると「このさき通行止め」という看板がやっとでてきたのであった。
まったくである。
「もしやそもそも恐山開いてない?」とようやく気づき、しかしスマホで調べようにも電波がほぼ届いていない。
不幸中の幸い的に、車を旋回するスペースがあったので「どうかだれも来ないでくれ…!」と願いつつ引き返したのであった。
まぁだれも来るわけもない道に迷い込んでいたようで、無事出れた。
まったくである。
どっと疲れたので近所のミニストップにて休憩した。
調べてみれば恐山は10月にて閉山とのこと。
道路も数日前からすでに通行止めになっていた。
予定がなくなったので途方にくれるばかりである。
車も泥だらけであった(あとで雨で落ちた)。
大間崎へ赴く【本州最北端】
ということで本州最北端の大間崎へ行くことにした。
下北半島はやたら道路が工事中だったが、大間崎への道中は特に多かった印象である。
そんなこんなで雨も強くなってきた中で大間崎へ到着。
最北端もそこそこに、雨も強いので早々に宿へ向かうことに。
下風呂温泉を堪能する
大間への道を引き返し、風間浦村にある下風呂温泉郷へ到着。
数件のホテル・旅館がある小さな温泉地である。
筆者は三浦屋というホテルへ泊まった。
夕方についたわけでご飯まで時間があるので、早速温泉へ入ってみた。
温泉は天然硫黄温泉ということで、硫黄のニオイが立ち込めていた。
お湯は白濁したタイプ。
そして夕飯である。
ちょいとグレードアップした「大間のマグロがすこし食べられるプラン」にしていた。
じょっぱりという日本酒もいただいた。
すっきりとした味わいが美味しかった次第である。
おわりに
こんな感じで1日目は終了。
結局のところ「下北半島で人間椅子を聴きながらドライブしただけ」といっても過言ではないのだが、これが普通に楽しかった。
そして翌日もどうやら雨である。
なんなら午後から雪らしい。
行ってみたかった仏ヶ浦も回避したほうがいいかも?などと思いつつ寝たのであった。
つづく