【本】『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』を読むべし【展示も観てきた】

2024年10月21日に人間椅子・和嶋氏の詩集が出版された。

ということで本のごく簡単な紹介をしつつ、ジュンク堂池袋本店にて実施されている刊行記念選書フェア(開催期間:2024年10月21日(月) ~2024年11月24日(日))の様子もちょいと紹介したい。

『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』

『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』の外観。良い。カバーにはパラフィン紙的な薄い紙があしらわれている。スピン(紐)もあったりしてこだわりを感じる装丁である。
筆者
筆者

これまで作詞してきたその詞の数々と、和嶋氏のターニングポイントごとの回想録を交えた解説が収録されているゾ

トリ
トリ

回想録は『屈折くん』にも通じるよな。加えて直近の話や知られざるエピソードもあったりしつつ、曲の解説に重きを置いてる感じ…!

全部で108篇収録されている。

それらが本という形で当時の氏の想いとともに編集されていることで、曲を聴くのとはまた違った趣にひたることができる書籍となっている。

ジュンク堂池袋本店にて、サイン入りを購入…!
「100年先まで残る本を」、と銘打たれている。

百年舎のホームページによると、なんと11/18に重版が決定しているとのこと。素晴らしい…!

ポストカード付きであった…!いい写真…!撮影はほりたよしか氏。

『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』刊行記念  「和嶋慎治選書フェア」に行ってきた

ジュンク堂池袋本店の9Fの片隅にて展開されている(ギャラリースペースではないので注意)

以前も選書コーナーはあったが、それらに加えてこれまでの作品やポスター、手書きの詞の複製が展示されていた。

平積みの詩集…!サイン本もまだ残っていた。
選書。
選書のポップ一覧。
ポスターと詞…!手書きの詞は相変わらず凝った紙面になっている。
遺言状放送。削った部分なども垣間見える…!
陰獣と超初期作・鉄格子黙示録。「評」が記されている。
人間失格と人面瘡。
太陽黒点と憂鬱時代
方一受難。比較て新しい曲の詞は原稿用紙のような紙に書かれていた。

タイミングが会う方は是非足を運んでいただきたい。

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おわりに

ということで『無情のスキャット 人間椅子・和嶋慎治自選詩集』を買って読んだ!という話と刊行記念  「和嶋慎治選書フェア」に行った!という話であった。

和嶋氏の詞をすばらしい装丁の書籍で詩として読む、というのもまた格別な人間椅子体験である。

筆者
筆者

是非体験されたし…!

トリ
トリ

タイミング合う人は選書フェアも行ってみよう!

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