一年半ほどインドアでのボルダリングを続けている筆者である。
これが非常に楽しい。
トリ
難しい課題に対して登り方を考え、試し、登りきれたときには達成感を大いに感じることができる。
新たなムーヴ(体の使い方)を覚えるのも面白い。
ついでに思いのほか筋力もつく。
と言うことで非常におすすめなスポーツなのである。
この記事では「これからボルダリングを始めてみたい」と考えている方にむけて、始める時に知っておきたいことをお伝えしたい。
少しでもどなたかがボルダリングを始めるきっかけになれば幸いである。
ボルダリングの始め方 費用や持ち物の説明
どんなスポーツ?
ボルダリングはスポーツクライミングの一種である。
傾斜や起伏のある壁面に設置されたホールドを使って体一つで壁を登るスポーツである。
スポーツクライミングには大きく三種類ある。
競技としての側面を含めて大まかに言うと、以下のように説明ができる。
- リードクライミング:どれだけ高く上れたか
- スピードクライミング:どれだけ速くのぼれたか
- ボルダリング:いくつの課題を登れたか、またそれぞれ何回目で登れたか
施設の数も含めて比較的気軽に取り組めるのがボルダリングである。
ちなみに筆者はボルダリングしかやったことがない。
そして競技としてはやったことがないため、自分がどのジムのどのレベルの課題を登れたかという指標を持って取り組んでいる。
ボルダリングに行く時の準備と予備知識
つづいて、実際にボルダリングジムに行くにあたっての予備知識と準備に触れたい。
費用
費用合計:4000円程度
内訳
登録料(初回のみ):2000円程度
利用料(毎回):2000円程度
多くのジムは会員制を取っている。まず初回利用時だけ登録料を支払うことになる。
ジムによって様々なため近所のジムのホームページなどをのぞいて確認してみよう。
所用時間
目安:60~120分
腕や指の皮が痛くなってきたらほどほどにすべし。
初めてだとほぼ確実に翌日、かつてない筋肉痛に見舞われる。
持ちもの
必須なもの
- 動きやすい服
- 靴下(レンタルシューズ使用時には必須!)
ちなみにマイシューズは素足で履く人も多い
レンタルできるもの
以下2点はレンタルできる。
どのジムでもレンタルはやっており最初はそれで試すのが良いだろう。
- ボルダリング用のシューズ
- チョーク(滑り止め)
あるといいかもしれないもの
絆創膏
初めはそうそうないが、指の皮が大胆にべろんと剥けることもある。
傷パワーパッドなんかがあるとなお安心である。
行く前の準備
- 爪は切っておくべし!
指先にも爪先に力がかかるスポーツなのである。
ボルダリングジムに行ったときの大まかな流れ
課題の登り方
ここでは技術的なことではなく、登る際のルールを簡単に示す。
※ジムごとに微妙に決まりごとが異なるので確認されたし。
ボルダリングの壁は適当に登って良さそうに見えるが、実はちゃんとルートが決まっている。
ということでまず壁をよく見て登る課題を確認すべし。
同じ色のテープが貼ってあるホールドを見つける
多くの場合、ホールドのすぐそばにカラーテープが貼ってあるはずである。
同じ色のテープが貼ってあるホールドがその課題で使えるホールドとなる。
多くのジムでテープの色が課題のレベルを示しているのでジムごとに確認すべし。
スタートとゴールを見つける
大抵はスタートとゴールに目印がついている。
例えばスタートには「S」と書いてあったりする。
位置につき登る
実際に登る際の決まりは1つ。
スタートとゴールのホールドを両手で保持することである。
実際に登るときに気を付けるポイント 安全第一!マナーを守るべし
ボルダリングはマナーによって安全が保たれるスポーツである。
次のことに注意すべし。
- 登りきったら飛び降りない
自分と周りの安全のために、しっかり下を確認しつつ安全な高さまで降りて壁から離れよう。不意に落ちてしまった場合は受け身をとるべし! - 1つの壁につき1人ずつ
周りの人が登るルートを確認しよう。横移動が大きいルートのこともあるので注意。 - 誰かが登っているときにマットに入らない
ついマットに座りたくなるが、マット内には登る人以外立ち入らないようにしよう。
まとめ
ということでボルダリングジムに初めて行く時に知ってるといいことを書いてみた次第である。
- 初めて行った時にかかるお金は4000円前後(要確認!)
- 最低でも運動用の服と靴下があれば体験できる
- 安全に気をつけて登り降りしよう
- 翌日の驚異的な筋肉痛を覚悟しよう
無理せず楽しむべし!
いやはや、それにしてもボルダリング、面白いものである。