この記事は、時効警察を振り返るべくしたためた記事である。
2006年にオンエアされた最初のシリーズを1話ずつ振り返る次第である。
大まかなあらすじと、チェックすべき(かどうかは定かではない)小ネタをメモ的に記しておく次第である。
トリ
「時効警察はじめました」
公式アカウント、はじめました。
時効警察、12年ぶり、寝耳に水の復活です。
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— 【公式】「時効警察はじめました」@テレビ朝日 (@jikou2019) July 5, 2019
ということで今回は、最初のシリーズ「時効警察」の第3話について振り返っておきたい。
【時効警察を振り返るべし】百万人に無視されても、一人振り向いてくれれば人はしあわせ…じゃない?
時効警察とは?
『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。
“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。
脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。
映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』
……をよろしくお願いします。
時効警察第3話の基本情報
監督・脚本:岩松了
オンエア:2006.1.27
ゲスト:緒川たまき
時効警察第3話はこんな風に始まる【グダグダパート】
総武署の廊下に折角花をいけた三日月であったが、前を通る人は誰一人気づきやしやしない。
やっと気づいたかと思えばなぜか蜂須賀が気づき、その蜂須賀もなぜか「十文字くんのために決まってるでしょ」などと余計なことを言う始末である。
そんなことがあったばかりにこの回、なぜか十文字は三日月になぞのアプローチを仕掛けてくるのであった。
さて、そんな踏んだり蹴ったりな三日月は先日、同行した飲食店にて霧山に財布を預けていた。
そしてなにやら珍事が発生してその財布が行方を暗ますのである。
ちなみにその財布には、第一話にて霧山が罰ゲームで名前を書き、どさくさに紛れて三日月ががめたあの婚姻届があえて入れてあったのであった。
今回監督の岩松氏ならではの演出なのかもしれない
センター東駅における丸閥商事社員轢死事件(平成三年一月八日発生)
政治家への不正献金問題でマスコミの攻撃を受けていた丸閥商事だが、その社員が駅ホームから転落・轢死した事件である。
一緒にいた同僚の藤沢には不正関与のうたがいがあり、それに気づいた被害者が藤沢(田中哲司)により殺されたという線で捜査が進められたが、キオスク的な駅売店の店員・道子(緒川たまき)が事故死だと証言。
不正自体も政治家にもみ消され時効に至ったのであった。
時効警察第3話の注目すべき小ネタ(?)
やはり小ネタらしい小ネタは三木監督の担当回が色濃いわけである。
しかし各監督ともに趣向を凝らした引っかかるポイントを用意しているので、突っついていきたい。
主張激しすぎる新聞の差し込み
事件当時の道子の芸術的差し込みである。
アンタッチャブルでケビンコスナーが履いてた靴
十文字の謎のこだわりである。
口笛がうますぎる十文字
ケビンコスナーの靴のくだりで吹く十文字の口笛がビブラートがかかっておりなぜかものすごくうまいのが面白くなってくる。
玉突き状態の十文字
三日月の財布の件で、とりあえず財布を買い直して補填しようとした霧山だが図らずも痴話喧嘩的なやりとりをすることに。
たまたま近くにいた十文字が仲裁に入るがいい感じに邪険にされるのである。
熊本(岩松氏)の出番が少ない
この回監督を務めた岩松氏である。
ということでなにやら熊本課長の出番が少なくなっていたりする。
犯人が男性というこのドラマではレアな展開
実は全話通して初めて犯人が男だったりする。
そんなことより緒川たまき女史が非常に綺麗である。
誤解から始まるのが結婚
鑑識の諸沢の発言である。
お神輿状態の生け花
道子が三日月にと総武署までわざわざ持ってきた生け花だが、野次馬的な署員によってお神輿状態に。
なぜか花瓶の中に
色々あったらしく、色々な財布が花瓶の中にあったらしい。
最後の三日月の表情が非常に可愛らしいのがミソである。
可愛いのである。
おわりに
ということで時効警察第3話のあらすじめいたものと小ネタをつらつらと書いておいた次第である。
「時効警察はじめました」と合わせて楽しんでいただきたいと願ってやまない。
いやはや、それにしても時効警察、やはり最高である。