この記事は、時効警察を振り返るべくしたためた記事である。
2006年にオンエアされた最初のシリーズを1話ずつ振り返る次第である。
大まかなあらすじと、チェックすべき(かどうかは定かではない)小ネタをメモ的に記しておく次第である。
トリ
「時効警察はじめました」
公式アカウント、はじめました。
時効警察、12年ぶり、寝耳に水の復活です。
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— 【公式】「時効警察はじめました」@テレビ朝日 (@jikou2019) July 5, 2019
ということで今回は、最初のシリーズ「時効警察」の第6話について振り返っておきたい。
【時効警察を振り返るべし】恋の時効は2月14日であるか否かはあなた次第
時効警察とは?
『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。
“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。
脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。
映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』
……をよろしくお願いします。
時効警察第6話の基本情報
監督・脚本:園子温
オンエア:2006.2.10
ゲスト:森口瑤子、吉高由里子
時効警察第6話はこんな風に始まる【グダグダパート】
時効成立4日前、総武署内にも警視総監直々に容疑者逮捕に全力を注ぐよう通達がでる。
一方、霧山はたまたまみたニュースを見て時効事件捜査に嫌気がさしてしまう。
たまたま訪れた薬局にて女子高生2人組の万引きを目撃した霧山だが、それを留めたところで店主に万引き犯と間違われる。
なぜかやたらパンクな格好になってしまった三日月に誤解を解いてもらおうとしたが失敗、結果熊本課長らと飲んでいた十文字を呼び出してどうにか誤解を解く。
万引きをしていた女子高生・真弓も薬局に戻り反省したのだが、お礼に母親・レイコの経営するスナックへと3人を招待する。
そこでレイコを見た十文字は一瞬で恋に落ちるのであった。
そしてそのレイコは時効を目前に迎えた殺人事件の犯人、茗荷谷かよ子なのである。
一方、霧山は時効事件を捜査することをやめ、有給をとって旅に出ることに。
整形逃亡犯茗荷谷かよ子の事件(平成三年二月十四日)
十五年前に、浮気癖のひどい夫を刺殺したレイコである。
ということで是非観るべし。
ちなみにこの事件はかの福田和子の事件をモデルにしている、と園監督も明かしている。
時効警察第6話の注目すべき小ネタ(?)とか
やはり小ネタらしい小ネタは三木監督の担当回(1、2、9回)が色濃いわけである。
しかし各監督ともに趣向を凝らした引っかかるポイントを用意しているので、突っついていきたい。
何度見ても泣ける
しかもなんと霧山が時効事件を解決しない。
園子温監督曰く、
ウルトラマンセブンの第7話みたいな、戦わないバージョンでいいんですよ。
とのことである。
矢印になるばら撒かれた誰にも言いませんカード
ほとほといやになった霧山がぶちまけた大量の誰にも言いませんカードである。
よく見ると台所に向かう通路に落ちたカードが矢印型に並んでいる。
ヨクナールF・ヨクナールB
前用、後ろ用である。
頭痛薬である。
霧山が訪れた薬局で出された薬である。
園子温監督の後ろ姿
なぜかパンクになっしまった三日月がいた美容室のシーン冒頭、後ろ姿の男が園子温監督である。
うすうす
真弓(吉高由里子)はなにやらうすうすわかってしまうことが多いようである。
ちなみに若かりし日の吉高由里子氏もまた非常に可愛い。
ちなみに時効警察後に上映された「転々」という三木聡監督でも重要な役で出演してオダギリジョー氏と共演している。
園監督の「紀子の食卓」にもまた出演している。
スナック 私
レイコの店の名前である。
隣は「スナック俺」、その隣は「PUB貴方」、その隣は「BAR僕」その隣は「DARTS BAR 君」という店名の店になっている。
霧山、人生初の釣り
拾った竹の棒で唐突に釣りをする霧山。
なぜかドラえもんのモノマネも披露をする。
おわりに 恋に時効なし!
ということで時効警察第6話のあらすじめいたものと小ネタをつらつらと書いておいた次第である。
「時効警察はじめました」と合わせて楽しんでいただきたいと願ってやまない。
いやはや、それにしても時効警察、やはり最高である。