この記事は、時効警察を振り返るべくしたためた記事である。
2006年にオンエアされた最初のシリーズを1話ずつ振り返る次第である。
大まかなあらすじと、チェックすべき(かどうかは定かではない)小ネタをメモ的に記しておく次第である。
トリ
「時効警察はじめました」
公式アカウント、はじめました。
時効警察、12年ぶり、寝耳に水の復活です。
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— 【公式】「時効警察はじめました」@テレビ朝日 (@jikou2019) July 5, 2019
ということで今回は、最初のシリーズ「時効警察」の第7話について振り返っておきたい。
【時効警察を振り返るべし】主婦が裸足になる理由をみんなで考えよう!
時効警察とは?
『時効が成立した事件を“趣味で”捜査する総武署時効管理課の警察官・霧山(オダギリ ジョー)の活躍を描く、新しいコメディーミステリー。
“時効成立した事件を趣味で捜査”という斬新な発想を軸に、“霧山VS逃げ切った犯人”というミステリー要素と、そこかしこに散りばめられた笑いのエッセンスが共存するドラマ。
脚本・ 監督には三木聡、岩松了、園子温、ケラリーノ・サンドロヴィッチら、映画界・演劇界の奇才たち。
映画、ドラマ、CMなど多方面で活躍するオダギリが、彼らとの豪華コラボレーションを実現する。何となく見ているうちに、何となくやみつきになってしまうドラマなのだ!』
……をよろしくお願いします。
時効警察第7話の基本情報
監督:塚本連平 脚本:岩松了
オンエア:2006.2.21
ゲスト:葉月里緒奈
時効警察第7話はこんな風に始まる【グダグダパート】
ある日、時効管理課にかかってきた電話は平成三億円事件の犯人と名乗る女からであった。
一方パチンコ店の景品交換所から現金が盗まれたという事件が発生。
犯人はぬかるみを歩いたらしく、十文字と蜂須賀が近所の喫茶店にて主婦の足元を調べることに。
するとなぜか主婦は全員裸足である。
さて霧山は犯人と名乗る秋津聡子と会うが、警察を告発する手記を記すべく遺留品返却を迫ってくる。
十文字のせいでうっかり遺留品を紛失したりという地味なイベントが発生しつつ、事件の真相に迫っていくのであった。
総武府中市平成三億円事件(平成十一年二月二十四日発生)
白バイ警官を装った犯人が現金輸送車に近づき、爆弾が仕掛けられていると運転手たちを退避させ、車のしたへ潜り爆弾に見せかけた発煙筒を焚き、現金輸送車を奪って、3億円を強奪した。
昭和四十三年の三億円事件と酷似した手口だったため、二番煎じと言われたものの、これまた犯人逮捕には至らず。
時効警察第7話の注目すべき小ネタ(?)とか気になる演出
どんよりとしすぎな喫茶店と裸足の主婦たち
十文字と蜂須賀が訪れた珈琲タイムスなるムードがすごい喫茶店。
なぜか1人掛けの席に連なる主婦は皆裸足。
メタファー的な意味合いの脚本なのだろう。
ちなみにこの回、今主婦の中で流行っているという奥様人生相談なるラジオ番組では主婦の悩みが語られる。
そして犯人と名乗る聡子の旦那が娘に本を読み聴かせるシーンで読まれるのはシンデレラ。
聡子の最後のセリフも実に意味深。
謎のまじない
遺留品を封印した熊本課長。
サネイエの髪の毛を隙をついて抜き、保管庫の鍵にくくりつけ、さらに厄除けやっくんなる人形をぶら下げる。
そして謎の呪文を唱えるのであった。
あのBGMの再来
聡子の家を訪ねた霧山である。
そこで「大宮夏美」から聡子へと宛てて送られた封筒を見つける。
その際に鳴り響くのは寂水先生のあのBGMである。
勇み足の十文字が遺留品をうっかり盗んだ時も使われている。
わしゃわしゃ
コロッケ購入時の聡子とのやりとりにて長男のアフロヘアーを触りまくる霧山である。
那須の茄子ダンボール
現金輸送車の運転手を訪ねた霧山である。
建物の屋上で話をした時、テーブル的に置いてあるのがかの那須の茄子のダンボールであった。
遺留品のダンボールと動くテーブル
というか今回は霧山の家で遺留品を確認したため、ちゃぶ台であった。
タイムマシン
夏美の家に何気なくあるタイムマシン。
三日月はうっかりタイムトラベルをした模様。
全くである。
おわりに
ということで時効警察第7話のあらすじめいたものと小ネタをつらつらと書いておいた次第である。
「時効警察はじめました」と合わせて楽しんでいただきたいと願ってやまない。
いやはや、それにしても時効警察、やはり最高である。