PIGGSのライブになるべく行きたい筆者が、観に行けたライブについて書き残しているものである。
筆者
撮影OKなライブに関しては、撮った写真を併せて掲載しているので是非楽しんでいただきたい。
FAMILY BUTCHERS FINAL@TSUTAYA O-WESTに行ってきた
観られて本当に良かった。
そう思わずにはいられないライブだった。
この日のライブはPIGGSの自主企画対バンイベント「FAMILY BUTCHERS」のファイナル、PIGGS vs. PIGGS。
つまるところ、4人体制最後のライブにして、5人体制始まりのライブとなる。
PIGGSの新章開幕、そして新メンバーの物語のはじまりを目の当たりにすることとなったわけである。
ライブに先んじて、新メンバーを交えた新曲「NAKED BONE BAKED DIE」のライブ映像と超主観映像のオーディション動画も公開されており、ファンの新メンバーへの期待も高まりきっていた状態だったのではないだろうか。
筆者はそうだった。
そして4人体制への名残惜しさもどこか持ち合わせつつ、TSUTAYA O-WESTにて開演を待った。
4人体制のPIGGSを見納める
OPSEはいつものハンドクラップが楽しいやつでメンバーが入場する。
否応なく盛り上がるKICKSにはじまり、新旧織り交ぜて全10曲が披露された。
特に印象的だったのは5曲目の骨伝導massiveである。
振りも含め、初期の5人体制をどうしても想起してしまう曲だ。
参加できたライブが久しぶりなこともあり、しばらく聴けていなかった曲でもあるためやはり嬉しかった。
初期5人→4人ときて、つぎの新5人はどうなるのか、次なる展開が気になる一曲でもある。
骨伝導massiveの次は飛べない蛇のアコースティックバージョンも披露され、その表現力の幅を遺憾なく発揮する。
ラストスパートとして2ndシングルより、LINK EMOTION、そして本編ラストにPIGGS-モナ・リザ-で4人体制を締めくくったのであった。
PIGGSセットリスト(4人体制)
01. KICKS
02. ザ・ストレンジャーズ
03. ヴェルヴェット思想家
04. VISITOR
05. 骨伝導massive
06. 飛べない蛇
07. T.A.K.O
08. THANK YOU FUCK YOU
09. LINK EMOTION
10. PIGGS-モナ・リザ-
新体制・新メンバー加入!
しばしの転換の後、再びOPSEがなる。
新衣装をまとった4人が入場し、続いて新メンバーも入場をしてきた。
冒頭、緊張や不安からだろうか、いきなり今にも泣き出しそうな表情を浮かべていた(というか泣いていたかもしれない)新メンバーに、心配な気持ちが湧いてきた。
しかしそれは杞憂であることがすぐにわかる。
また一方で、中央の新メンバーを囲むように立つ4人のあまりに頼もしい立ち居姿に急激に感動もしてしまった。
プー・ルイ社長はもちろんのこと、CHIYO-P、BAN-BAN、SHELLMEの3人もまた、1年半のPIGGSとしての経験値やそこから来る自信を感じずにはいられない、不思議なほどの眩しさを覚えたのであった。
さて、披露された新曲NAKED BONE NAKED DIEを通して先程の心配は吹き飛んでいた。
初々しくも彼女なりに振り切って元気に歌い踊っていたのだ。
技術はまだまだ他のメンバーと差があれど、PIGGSとしてステージに立つその姿はすでに魅力的だった。
その後も新体制で披露される曲は当然新体制での歌割りや振り付けである。
クマンバチの独白ではBAN-BANが「机」として復帰(?)するなど、なんだか嬉しい(?)要素もあったりして目が離せなかった次第である。
4曲目のMoonage Driverの後に、あらためて自己紹介がなされる。
4人は省略形の自己紹介で、最後に新メンバーがフルでの自己紹介となった。
彼女の名前はKINCHAN、「おもち担当」だという。
そしてこれからの意気込みともに「おもちパンチ」なる技を繰り出し、ファンへと浴びせかけたKINCHANである。
後半も勢いはそのままに計10曲を披露。
最後には4人体制でも披露したKICKS、LINK EMOTION、そしてモナ・リザを配置したリストを完走した。
ちなみに歌割りについて、以前の5人体制時からの歌は割とUMIのパートだった部分をKINCHANが担当しているケースが多かったと感じた。
また4人体制の曲であるLINK EMOTIONでは最後サビでのCHIYO-Pの「もう二人とも同じ境遇だね」という印象的なパートがKINCHAN担当になっているなど、ハッとする歌割りも観られた。
その後のアンコールでは嬉しい告知が盛り沢山であった。
まずはセカンドアルバムの発表、そしてそれを引っさげての全国ツアー「DEAR HUNTER TOUR」も発表されたのだ。
告知の後、改めてKINCHANからの所信表明MCがなされた。
途中涙でつまりつつも、述べられたその想いはどうしようもなくかっこよかった。
その後の会場を包み込む拍手の大きさ、暖かさもまた印象的であった。
最後に披露されたのは、KINCHANがオーディションでも歌っていたフューチャー・スターダスト、そしてラストにとらえるでFAMILY BUTCHERSを締めくくることとなった。
PIGGSセットリスト(5人体制)
01. NAKED BORN NAKED DIE
02. VISITOR
03. クマンバチの独白
04. Moonage Driver
05. スナッチャー
06. 飛べない蛇
07. フォーエバー・ヤング
08. KICKS
09. LINK EMOTION
10. PIGGS-モナ・リザ-
アンコール
01. フューチャー・スターダスト
02. とらえる
PIGGS PHOTO GALLERY
おわりに
ということで、PIGGS新体制ライブを観た!という話であった。
PIGGSの新たな展開のその第一歩を観ることができ感無量である。
そしてKINCHANの大いなる初めの一歩を見届けられたことも、これまた嬉しさしかなかった。
#PIGGS
きんちゃんが歌うと涙が出てくるし、
一言挨拶するだけで、皆きんちゃんのことが好きになっちゃうような
得体のしれない魅力の詰まった子。そして、、
いまでもこうしてぷーるいと一緒にできることに感動してた笑5人が呼応しあって、最高の新体制スタートでした。みんなかっこよかた! pic.twitter.com/Hy6nVxIGJ7
— カミヤサキ (@SAKI__KAMIYA) September 18, 2021
技術面を含め伸びしろしかないようなKINCHANの今後に期待しかない。
また、この体制になって浮き彫りになるバンチヨシェルの頼もしさというか、ここまでの活動を経ての成長に改めて触れることとなり、もうなんだか感動せざるを得ない(なんかかっこよすぎてライブ観ながら謎に泣いた)。
発表された2ndアルバムも楽しみでならないし、全国ツアーもこれまた楽しみすぎる。
【新メンバー決定!】
KINCHAN(@KINCHAN_PIGGS)の
Twitterアカウント開設したヨーン!オーディションでパフォーマンスを見て1番泣きそうになったのがキンちゃんだったんだ!
おもち担当🍡フォローしてネ! pic.twitter.com/wbPLKHgdjz
— プー・ルイ (@pour_lui) September 19, 2021
そして結局、このチームを作り上げて進み続ける社長がかっこよすぎるのである。
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