かのメタルフェス「ダウンロード・フェスティバル(Download Festival)」が2019年3月21日に日本初上陸した。
筆者はその日、朝から幕張メッセに赴き日本初のDOWNLOADに臨んだ次第である。
トリ
(いやはや、チケットは大分ずるずると買い忘れてたわけである)
それにしても無事にGHOSTをいい位置で観れたので本当に良かった良かった。
ということでGHOSTを観た!という話である。
GHOSTを観た! – DOWNLOAD JAPAN 2019
なんとも感無量なライブであった。
筆者がGHOSTを知ったのはここ半年といったところではあるのだが、あるきっかけで曲を知って以来、アルバムを集めて聴きいっていたのだ。
期待しながら一般エリアの最前2列目で待機した次第である。
そして名曲ばかりのリストで興奮した。
階段が設置された立体的なステージの背景には教会の内部風の幕が掲げられ、そのステンドグラスにはパパ・エメリトゥスの姿がある(下に公式のフォトギャラリーのリンクがあるので参照されたし!)。
そのなかでシアトリカルに演奏を披露するコピア枢機卿とネームレス・グールズが作り上げるステージは実に妖しく、そしてなんとも華やかであった。
GHOSTを知るきっかけとなった曲Square Hammerがラストの曲だったこともあり、無闇に感動してしまったわけである。
ということでライブの様子を少しでも伝えるべく記す次第である。
GHOSTのDOWNLOAD JAPAN 2019でのセットリスト
- Ashes
- Rats
- Absolution
- Ritual
- From the Pinnacle to the pit
- Faith
- Cirice
- Miasma
- Year Zero
- Mummy Dust
- Dance Macabre
- Square Hammer
GHOSTを観た
オープニングに聴こえてきたのは、GHOSTの現時点での最新作「Prequelle」の冒頭のインストAshesである。
となると想像するのはアルバムでAshesに続く曲となる。そしてやはり、軽快で力強いドラムに合わせて放たれたのはアルバムのシングルカット曲Ratsであった。待ちに待っていたであろう観客も合わせて「Rats!」と声をあげる。
続く曲は、鐘の音とキメがいい感じのリフが繰り返されて徐々に高まるAbsolution(Meliora収録)である。後半の広がりゆく感じの展開、そしてギターソロがまた良い。
ギターソロの度にコピア枢機卿が観客に拍手を要求する仕草をするのも芝居がかっていて面白い。
イントロの美しいギターの音色に哀愁が漂うRitual(Opus Eponymous収録)も名曲である。力強いリフがなんともカッコ良い。
なんとも太い音のベースの荒々しいソロフレーズで始まるFrom The Pinnacle To The Pit(Meliora収録)もまたリフが非常に良い曲なのである。
Faith(Prequelle収録)はギターフレーズが印象的な一曲。ソロもまた然りで、速く激しかったかと思えば、情緒的でそして妖しい表情もみせる。
Cirice(Meliora収録)もまた不穏な雰囲気がたまらない。最も盛り上がりをみせる部分で挟まれる2/4拍子が癖になる。
バンドの演奏を堪能できるインスト曲Miasma(Prequelle収録)ではキーボードの音色がなんとも印象深い。ラストにパパ・エメリトゥス風の老サックス奏者(パパ・ニヒルという存在らしい)が現れてサックスを奏でた。
そしてアルバムInfesissumamよりYear Zeroである。ここで一際大きな歓声が上がった。
この曲はなんとも儀式的な趣に溢れ、筆者も大好きである。MVが何やらすごいので是非観ていただきたい(下の方に披露された曲のMVを貼っておいた)。筆者としてもかなり好き。
Mummy Dust(Meliora収録)では激しいリフと唸るようなボーカル、そしてピアノの旋律が妖しさを演出する。
ダンサブルな4つ打ちにハードロックなリフのDance Macabre(Prequelle収録)では一転して7色(数えてないが)のLEDが色を変えながらディスコチックな空間を作り上げる。
そしてラストはSquare Hammer(Popester収録)である。他の観客も一際大きな歓声をあげていた。非常にキャッチーなリフが最高すぎる。サビにて厚みをますバンドサウンドが本当にたまらないのである。
ということで、大歓声の中GHOSTの時間は終わりとなった。
公式のフォトギャラリーで雰囲気を味わう
公式のフォトギャラリーは以下から確認されたし。
DOWNLOAD JAPAN 2019で披露されたGHOSTの曲の公式MVを観るべし
Rats
Ritual
Cirice
Year Zero
Censoredである。
Dance Macabre
MV冒頭に流れているのがMiasmaである。
Square Hammer
おまけ DOWNLOAD JAPAN 2019の会場の写真
撮影できるエリアにて写真を残してきたので紹介する。
おわりに
ということで初上陸したDOWNLOAD FESTIVALにてGHOSTを観た!という話であった。
久しぶりのライブ、久しぶりのフェスは本当に心躍るものがあった。
余談だが筆者はこのSquare Hammerを人間椅子によるカバーで聴いたのが、初GHOST体験であった。
その時にリフのかっこよさとキャッチーさに触れ、その後アルバムを買い求めた次第である。
いやはや、それにしてもGHOST、面白いものである。