なるべくPIGGSのライブに行きたい筆者が、観に行ったライブについて書き残しているものである。
筆者
撮影OKなため、撮った写真を併せて掲載しているので是非楽しんでいただきたい。
2020年10月24日、PIGGSが「はじめまして」シリーズのファイナルを敢行した。
筆者はたまたま4月のPIGGS始動時から配信をチェックしておりその魅力にのめり込んでいたのだが、しかし世のそんな情勢もありなかなかライブには辿り着けずにいた。
それがここに来て幸運にも生の目で観ることが叶った次第である。
そんなわけで観てきたライブの感想を書き残しておきたい。
こみ上げるものがありまくりすぎたライヴであった。
「はじめましてPIGGSです!!~FINAL編~」を観た!
「はじめましてPIGGSです!!~FINAL編~」第2部のセットリスト
- KICKS
- ヴェルヴェット思想家
- スーサイドマリー
- 骨伝導massive
- LoveCats
- スナッチャー
- 飛べない蛇
- エクスターミネーター
- PIPEFICTION
- moonage driver
- とらえる
- PIGGS-モナ・リザ-
アンコール
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
- クマンバチの独白
MC(徒歩ツアーの告知!) - クマンバチの独白
会場は新代田FEVER 観客は55名くらい
2020年の10月24日、新代田FEVERにて2部制のライブとして行われた「はじめましてPIGGSです!!~FINAL編~」である。
筆者は夕方開始の2部に当選していたため、日中終始ソワソワしていた。
会場の新代田FEVERには何度か足を運んだことがあったため、開場直前に到着するように出発。
到着すると検温したうえでライブハウス内でしばし開場待ち。
入場時刻になり、会場に入ってみると足元に整理番号が貼ってある。どうやら観客数は計55名であった。
整理番号の場所に行きカメラの準備をして待った。
今回のツアーファイナルは「撮影OK」とのアナウンスがPIGGSの公式アカウントからツイートされていたため、筆者は初めてカメコ的にライブ参戦することを決めていた。
ちなみにズームレンズを持ち合わせていないという致命的な装備だったが、会場のサイズ的に持っているレンズでどうにかなると踏み臨んでみたのであった(結果微妙に遠かった…)。
OPSEから高まりまくる
開演時刻となり、メンバーによるアナウンスが始まる。
各メンバーから注意事項が告げられ、最後にBAN-BANからはハンドクラップの練習指示が繰り返し飛んだ。
そしていよいよオープニングのSEが流れる。
思い返せば、PIGGSの最初のライブがゲリラ配信されたのが7月のことである。
その時に聴いたオープニングのSEがカッコ良すぎてにビビったわけだが、生で体感するとこれまた格別であった。
そして入場したメンバーは黒い新衣装である。
本編スタート HALLO PIGGSを網羅するリスト
OPSEの流れで、早速の一曲目はKICKである。
否応なしに気持ちが昂るギターリフ、さらには目の前にメンバーがいる。
冒頭のサビのフレーズからフリに合わせてオーディエンスも両腕をあげる。
歓声をあげることができないのがもどかしいが、しかしそれでもPIGGSが目の前にいる。
遂に観ることが出来ることが嬉しすぎた。
半年にわたる、内に溢れかえっていたPIGGSへの想いが昇華されたような、そんな感動に打ちのめされたのであった。
そして当然ライブは加速していく。
続くヴェルヴェット思想家では、サビのヘッドバンギングが爽快なほど豪快で、曲のリズムにぶっとい芯を通すようですらある。
スーサイドマリーは軽快なバンドアンサンブルにのせて拳を振るうシンプルながら力強いフリで魅せる。
続く骨伝導massiveは個人的にかなり好きなので、それはもう高まりまくりである。
続くはしっとりLoveCatsである。
そして曲ごと可愛いスナッチャーでは心地よい浮遊感のシンセ音に和むばかり。
飛べない蛇はこれまた振れ幅でかくレゲエっぽさのある哀愁満点の一曲である。
冒頭のハッとさせられる薄暗いライティングから物語を感じさせる振り付けで聴く側を引き込んでいく。
ラストのプー・ルイ社長の熱く切ない歌唱、そしてCHIYO-Pのフェイクは凄みにあふれており、筆者などはここで色々とこみ上げてきて涙していた次第である。
エクスターミネーターではメンバーの変顔での奇怪な踊りが最高に素晴らしく、ライブならではの一曲だと強く感じた。
PIPEFICTIONもまた軽快なビートで駆け抜ける一曲である。
Moonage Driverではサビのフリが非常にキャッチーで楽しげ。
そして飛び道具を放つUMIの「ぺろーん」が大きな見所である。
いよいよ終盤に差し掛かりとらえるが放たれる。
この曲は流石に冒頭からこみ上げまくる。
サビに至り応援団風のエールを送るパフォーマンスでもって駆け抜ける様には芯を撃ち抜かれる思いであった。
そしてラストはグループ名を冠したアルバムのリード曲、PIGGS-モナ・リザ-である。
I HATE PIGGSを終え、ついにMVが公開された時期の気持ちもこみ上げてくるようであった。
これにて本編終了。
1部参加者からの情報にてアンコールあり、との話が聞こえてきていたため、フロアからは無言のハンドクラップによるアンコールが沸き上がってきていた。
アンコール クマンバチの独白x14+1
もしやとは思ったが、ここから怒涛のクマンバチの独白が繰り広げられることになる。
パンキッシュな高速ビートに合わせたダンスもなかなか激しいわけだがそれをまさかの14連である。
曲のカッコよさもさることながらキャッチーなフリも見応えがあり、サビはマネしやすく楽しいものである。
2回目でイントロでの煽りで入るタイミングがずれたバンバンをしっかりとサポートする社長、というチームプレーを見せつつ回を重ねていく。
イントロの煽りも徐々に乱れて(?)いく。
所々雰囲気を変えて歌ったりと同じ曲ながら全く飽きずに音を浴び続けた次第である。
個人的には8回目くらいだろうか、「殺し文句言わなくちゃ」のBメロのかっこいいフレーズを急に可愛らしく放ったCHIYO-Pが印象的であった。
14回目が終わりMCが入る。
何やら発表があるとのことで、蓋を開けてみればツアーが決定したとのことである。
参考
PIGGS、総距離1048kmを徒歩移動する初ツアー〈PORK or WALK〉開催StoryWriter
なんと徒歩移動である。
とんでもないことになりそうである。
そして「最後の一曲」ということでクマンバチの独白をラスト1回披露してライブは終幕となった。
それは非常に幸福な疲労感だった。
PIGGS Photo Gallery
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おわりに
2020年の10月14日の終業後のことである。
ぴあから届いていた抽選結果のメールにて「当選」の文字列を確認した。
その時は電車内にいたのだが、ひと呼吸おいた後にじんわりと涙が滲む。
それくらいうれしかったのだな、と改めて反芻した。
そしてPIGGSが始動したあの自粛期間が思い返されるのであった。
筆者は幸いにも始動時から「プー・ルイの新グループどんな感じかな?」とPIGGSの配信を観て、気づけば日々の楽しみになり、更には生活の一部とも言えるものになっていった。
その期間に味わった不思議な一体感と立ち込める熱量、そしてその熱を何度でも焚きつける圧倒的な曲の数々、魅力的なビジュアルワーク。
それらから受けた感動は忘れ難く筆者の中に確固たるものとして残っている。
制作チームの素晴らしすぎる仕事の数々には感銘を受けっぱなしであったし、アイドルになりたてのメンバーに対してもまた然りであった。
特にメンバーに関しては、配信を通し、各々の中で徐々に形作られる覚悟とその過程で垣間見せはじめていた魅力から目が離せなかった。
それは今もなお続いている(ここまで配信されたライブを観てきただけでも、変化や成長が伝わってきているのだ)。
そしてなにより、手探りながらこの素晴らしすぎるチームを作り上げた社長のことを想うと、感謝と愛おしさでもって応援せずにはいられないと感じてしまう。
そんなわけで、ツアーファイナルに参戦できることが判明し、いよいよライブにてそのPIGGSを体感できるということが筆者の中でこれほどに大きなことだったことに気付かされていた。
そして実際に観てきた今、やはりそれは間違いなかったと確信している。
また余談だが個人的には撮影に関する反省点なんかが数多く発生した。
もし次の機会があれば是非反省を活かして取り組んでみたいところ。
ということでPIGGSのライブをついに生の目で観ることが叶った! という話であった。
PIGGSの魅力が少しでも伝わったとしたら望外である。