なるべくPIGGSのライブに行きたい筆者が、観に行ったライブについて書き残しているものである。
筆者
撮影OKなため、撮った写真を併せて掲載しているので是非楽しんでいただきたい。
このたび幸運にも2020年をこれ以上なくしめくくる最強のチケットを確保できた筆者である。
PIGGSの2020年最後のライブ「PIGGY BAD HIP」に行ってきたのだ。
そんなわけで、観た感想と写真をここに残しておきたい。
PIGGSのライブの魅力が少しでも伝われば幸いである。
【PIGGS】PIGGY BAD HIPを観た!【ライブレポート】
ということで当日、渋谷へと向かった。
追加公演にあたり、ちょっとした懸念があった。
それは「WoPツアーのファイナル」のあとのライブだということである。
ツアーファイナルは配信で観たのだが、しかしながらあんなにも伝わってくるライブがあるのか!?と戦慄した、大感動のライブだったのだ。
しかしPIGGSである。
また気持ちを燃やして臨む意志を見せてくれるのだろうと、期待を持って会場へと向かったのであった。
コロナ禍対応のO-EASTへ入場
今回は整理券の番号ごとに時間をずらしての集合・入場である。
筆者は19時に集合する番号であった。
この情勢故か、万が一のときのために事前登録しておくフォームへの登録確認メールの提示と、検温をして番号順に並ぶ。
そしてチケット提示とドリンク代(電子マネー可)を支払い、ドリンクを受け取って入場した。
フロアは座席あり。
下手前方に位置づけ、開演を待つことにした。
開演 新SEに興奮する
いつもとは違う激しい音が鳴り響いた。
オープニングのSEが刷新されたのである。
思わずハンドクラップしてしまうSEはとても気持ちが上がって良い。
声をだせないこの状況下ではなおさらである。
そしてメンバー入場である。
THANK YOU FUCK YOUでスタート!フォーメーションが新鮮
ということで1曲目からTHANK YOU FUCK YOUでトバしていくPIGGSである。
今回のライブでは右足首にギプスをした状態でのライブとなっていた。
先のWoPツアーにてもともと怪我しがちだった脚を痛めてしまったとのことであったが、このたび一度しっかり治すべくしばらく動きを制限して臨むとのアナウンスがされている。
非常に心配な点のひとつではあったが、最小限の動きをしつつお立ち台的なものを効果的に使用した演出がこれまた新鮮である。
2曲目にはMoonage Driverが披露され、セットリストもいつもとは大胆に変えている印象を受ける。
クマンバチの独白も、UMIが机(BAN-BAN)をぶっ飛ばすフリはいかに!?と見守ることになるがこれまたいい感じにいつも通りぶっぱなせるように再構成されており安心した次第である。
続くヴェルヴェット思想家もこれまたアグレッシブなナンバーでとにかく会場が盛り上がる。
その後に流れてきたイントロは骨伝導massiveである。
ここでメンバーが一瞬はけるのだが、各自椅子をもって再入場してきた。
この日のために椅子を活用したフォーメーションを用意してきていたのだ。
UMIの喘ぎパートの後にメンバーをところかまわず殴りつけるシーンにおいては、いつもより更に強度の高められた狂気でもって蹴散らしており、ラストのBAN-BANにおいては髪を掴まれて入念に複数回殴りふせられてしまっていた。
カッコよすぎて大変興奮していた筆者であった。
次はどうなる!?と期待していると、そのまま椅子フォーメーションでLove Catsが演じられた。
ライブ後に出た情報として、今回この2曲をはじめとして、この日の演出は振付師のカミヤ氏によるものだとのことである。
骨伝導massive、Love Catsなどなど、、、演出、新たに付けさせてもらいました。
今日のステージから
来年、更なる飛躍を💪デビューからあっという間でしたが
私もたくさん学ばせて頂きました。
せんきゅーPIGGS、また来年💪 pic.twitter.com/xHXCRCVapz— カミヤサキ (@SAKI__KAMIYA) December 28, 2020
間奏にて4人が椅子を片付ける様子までかわいいのであった。
決意を新たに進むPIGGS
後半も勢い衰えずに曲を次々と披露していく。
スナッチャーはやはり可愛く、飛べない蛇は芯を震わせてくる(ラストでまた泣いた)。
フォーエバー・ヤングでは腕を上げずにはにはいられなかったし、ザ・ストレンジャーズは楽しいのだ。
先日のWoPツアーファイナルではすべてをさらけ出すようなこれ以上ない勢いと凄みがあったのだが、このPIGGY BAD HIPではある種の落ち着きを以て臨んでいたようだった。
あのツアーを経て身に着けた心身の体力をベースとした安定感がにじみ出ていたのだろうか?
そんなことをなんとなく感じたのである。
ラストスパートのとらえるの後にBAN-BANからのMCが挟まれた。
自らの言葉を噛みしめるように、ラストのフューチャー・スターダストに乗せて伝えようというその想いを語ってくれた。
最後にはこう述べている。
「夢や想いをどうかPIGGSに託してください。これから一緒に生きていきましょう」
プー・ルイの歌いだしに併せてオーディエンスからオレンジ色のペンライトがたくさん掲げられる。
ツアーを経て紡ぎだされたPIGGSの強さがその曲には宿っていた。
最後にアンコールとしてKICKS、PIGGS -モナ・リザ-が披露されて2020年最後のライブは終演となった。
PIGGY BAD HIPセットリスト
セットリスト
- THANK YOU FUCK YOU
- Moonage Driver
- クマンバチの独白
- ヴェルヴェット思想家
- 骨伝導massive
- Love Cats
- スナッチャー
- 飛べない蛇
- フォーエバー・ヤング
- ザ・ストレンジャーズ
- とらえる
- フューチャー・スターダスト
アンコール
- KICKS
- PIGGS -モナ・リザ-
PIGGY BAD HIP PHOTO Gallery
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おわりに
ということでPIGGY BAD HIPを観た!という話であった。
2020年を締めくくるのにこんな素晴らしいことはないだろう。
そんな想いとともに、2020年PIGGSと出会えた感謝もまたこみあげてくるのである。