【今日の1枚】 祝・2巻発売! 90年代の青春をマジックとともに描いた『すべての人類を破壊する。それらは再生できない。』、略して「すべそれ」。そのタイトルのもとになった《神の怒り》が今日の1枚です。強力にして原点、思い出も多いのでは? https://t.co/N75Io7Upl1 #mtgjp pic.twitter.com/ZDvcctBRaH
— マジック:ザ・ギャザリング (@mtgjp) August 26, 2019
ということですべそれこと「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」2巻発売である!
トリ
90年代を舞台としたMTG青春グラフィティであるすべそれだが、今回も大層青春であったことをここに記す。。
ということで2巻の簡単な概要やら公式プロモカードなんかを紹介したい。
すべての人類を破壊する。それらは破壊できない。2巻を買ってきた
原作:伊勢勝良
漫画:横田卓馬
監修・協力:ウィザーズ・オブ・ザ・コースト
すべそれ2巻はこんな感じ
流行のカードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」を通して、交流を深めていくはじめと慧美。そんな中、二人は東京に出かけることに! 特別特典マジック:ザ・ギャザリング公式プロモカード「ショック」付き。
ということで当時の聖地・渋谷のトーナメントセンターへしぶやまメンバーで繰り出すはじめたちである。
はじめの成長したプレイングも垣間見えつつ、新たな出会い、そしてなんとももどかしい展開が待ち受ける(!?)。
あと水着回も待ち受ける。
トーナメントセンターにて初の大会へ
初めて大会に出る、というのはなんとも緊張感あるものである。
余談だが、筆者も初めてショップの大会に赴いた際には結構そわそわしたものだ(ちなみに高田馬場の晴れる屋TCの休日モダン大会であった)。
主人公はじめの初戦の相手は、行きつけショップ常連のゴブさん、つまり身内戦である。
新デッキを携えたはじめはいつもの赤単のスライデッキを快調に繰るゴブさん相手に冷静に自らのデッキでもって対処していく。
筆者もしばしば感じるのだが、こう言ったいつも練習しているデッキとの対戦というのはやはり練習量の分だけ対戦しやすいと感じる。
友人が好んで使用しているデッキに大会で当たると、落ち着いて取り組めるものである。
相性の良さもあっただろう、はじめは連敗記録をストップし、勝利をじんわりと実感するのであった。
そしてこのトーナメントセンターでは新たな出会い、からの圧倒的敗北という怒涛の展開。
可愛いので良しとしよう。
水着回! そしてアングルード
ということでかの初の銀枠セット(公式大会では使えない変なセット)「アングルード」を買いに、行きつけのショップへと向かう二人だったがあいにくの臨時休業。
そのショップ(喫茶店)店主の奥さんにもらったチケットでプールに行くことになる。
アングルードはあとで出てくるので良しとしよう。
それよりも水着回である。
完璧美少女ながら実は泳げない慧美。経験があるため、泳ぎを指導するはじめ。
休憩中のやりとりなどはいやはやいやはや、と言ったところである。
さて、帰り道に「ハローマック(!)」に寄り道してアングルードを手に入れる二人。
まさかのB.F.M.を片側ずつ手に入れたのであった。
B.F.M. (Big Furry Monster) (黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)(黒)
— 史上最強最凶最驚最恐生物(The-Biggest-Baddest-Nastiest-Scariest-Creature-You’ll-Ever-See)
あなたはB.F.M. (Big Furry Monster)を戦場に出すために、B.F.M. (Big Furry Monster)の両方のカードをプレイしなければいけない。
B.F.M. (Big Furry Monster)のいずれか一方が戦場を離れたとき、もう一方を生け贄に捧げる。
B.F.M. (Big Furry Monster)は3体以上のクリーチャーによってしかブロックされない。99/99
余談だが、第6版やウルザ・ブロックで初めてMTGに触れた筆者としては、アングルードはリアルタイムに開封したことのあるパックなのだ。
2パックだけ親に買ってもらった記憶がある。
出てきた基本土地カードは島と沼で大変気に入っていた(最近実家で探しまくったがどうやら捨てられた模様)。
ということで大変懐かしい。
その次の回ではアングルードドラフトも行われている。
登場人物は皆本気で銀枠のMTGをやっているのだが、絶対に楽しい。
また余談なのだが、筆者はアンステーブルを2箱買って友人とリミテしまくった。
異次元の楽しさであったことをここに記す。
是非銀枠に触れることがあったらリミテッドに興じてみていただきたいものである。
(顔をテーブルにつけながら指をトークンにしてプレイしている友人の勇姿が忘れられない)
シリアスっぽい展開も
家が大層厳しい慧美である。
はじめとマジックしまくったせいか、微妙に成績を落としたそうな。
その反動で親から外に出て遊ぶなと宣告されてしまう。
そんなわけで一人花火大会に繰り出してみるはじめだったが、たまたま新キャラ八雲と遭遇。
二人で花火をみつつ、トーナメントセンターでの出会いに礼を言われるのであった。
そう、MTGを通しての新たな出会いや友情というのはとても素晴らしいものだ。
例えば泊まりがけでMFに一緒に行き、時にグランプリに勇んで出たり、散々MTGを楽しんで、夜はMTGの話をしながら散々飲んだりと、それはそれは本当に楽しい。
ごく最近復帰した筆者ですらそう感じられる。
MTG自体もさることながら、それを通しての出会いと交友はとても大切なものだ。
はじめもまた慧美との出会いで広がった自分の世界が広がったことを感じ、衝動的に動くのであった。
ということで内容はそんな感じである!
今日は26日!少年エースと単行本の発売日!
まずは「すべての人類を破壊する。それらは再生できない。」単行本2巻の宣伝!
見所は渋谷!新キャラ!プール!花火!
プロモーションカード「ショック」付き!すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 (2)https://t.co/2r16BiEndJ pic.twitter.com/rOQuQCJTeb
— 横田卓馬 (@kyooteta) August 26, 2019
公式プロモ「ショック」も付いてくる!
毎回特典が付くのもすべそれの熱いところである。
巻末に封入されているので、取り出す前は無闇に背表紙を曲げて読むのは危険かもしれないので注意。
スタンダードでおなじみのショックも懐かしの絵柄!しかし新枠でフォイル!というなかなか味のある逸品。
スタンダードの赤単使いの方は揃えてみるのもいいだろう。
おわりに
ということですべそれ2巻を読みつつ思い出やらを筆者が余談と称してつらつら呟く、という話であった。
そして2巻の最後にちょい出しされる未来もなんとも気になるのである。
90年代MTG青春グラフィティということで、筆者のような三十代の方にはなんとも懐かしい気持ち、甘酸っぱい気持ちが去来すること請け合いである。
おすすめ!
いやはや、それにしてもすべそれ、面白いものである。