とある展示を目的として東京都庭園美術館へ赴いた次第である。
展示もさることながら建物自体も非常に魅力的であった。
またその名の通り庭園が併設されているのでそちらにも足を運んだ。
これがなかなか良い施設なのである。
と言うことで今回東京都庭園美術館について外観の写真を交えて紹介したい。
この記事に掲載した写真はWtulensを用いて撮影した。
写ルンですのレンズを再利用して作られたと言う面白いレンズである。
トリ
気になっている方の参考になれば幸いである。
ボディは今回α6500を使用。

SONYのα6500とWtulensの組み合わせ。結構コンパクトになる。
東京都庭園美術館へ行くべし
東京都庭園美術館の概要

東京都庭園美術館はこんな建物である。実にアール・デコである。
目黒駅から10分も歩くと何やら緑地帯が現れる。
その中にあるのが東京都庭園美術館がある。
本館は1933年に建造されたアール・デコ様式の建物の外観が非常に特徴的である。
新館は2014年に建造された白いキューブ状の建物になっている。
併設された大きな庭園も魅力的と言える。
アール・デコ様式
1910年代から30年代にかけてフランスを中心にヨーロッパを席巻した工芸・建築・絵画・ファッションなどすべての分野に波及した装飾様式の総称。直線と立体の知的な構成と、幾何学的模様が大きな特徴となる。
その他詳細は公式ページを確認されたし。
東京都庭園美術館とその庭園【写真】

敷地の入り口にある案内板。このすぐそばにミュージアムショップとレストランが併設されている。レストランとショップは新館内にもある。

案内板はこんな感じ。なかなか広そうなのがわかるだろう。

美術館に向かう道。緑が多い。速度制限は15kmなので気をつけるべし。

本館が見えてくる。端正で少し不思議な佇まい。

正面からはこんな感じ。

狛犬的なもの1号。

2号、そして押さえつけられる3号。

この日観にきたのは孤高のフォトコラージュアーティスト・岡上淑子氏の展示である。ワクワク。

本館は一箇所だけ撮影可能になっていた。「幻想」と言う作品のバナー。

本館と新館の渡り廊下的な場所。ガラスを通した影もアーティスティック。今回の展示は本館から新館に渡り2部構成になっていた。

展示鑑賞後今一度建物をジロジロ見る。直線を基調としながら、時折観られる曲線がいい味を出している。小窓(?)もいい。

続いて庭園へ。庭園のみの利用も可能。

庭園にも案内板がある。

一部工事中であった。右が本館。左が新館。

新館。その中にあるレストランが伺える。

本館の側面。

まず日本庭園側を見る。

こんな感じのところも。

小さな橋なんかもある。

梅があった。枝のくねりががいい感じ。

影なんかも撮ってみる。

芝庭ゾーンはこんな感じ。なんかある。

何これ。

一応逆も見る。何これ。

と言うことで東京庭園美術館を後にした。

駅までの道中にも案内があった。
ショップとレストランが2ヶ所ある 書籍などは入り口側のショップがおすすめ
ショップは以下2ヶ所にある。
- チケット売り場の側
- 新館
それぞれ売っているものは異なるが、展示中の関連グッズはどちらにもあるはずである。
公式カタログのような重い書籍なんかを買う際にはチケット売り場がわがおすすめ。
新館で重いものを買うと、その後庭園を見ていこうとした時に荷物になって大変である。

筆者が買い求めた公式カタログ兼書籍。重い。
以前出版されている岡上氏の作品集を所持している筆者はこの度実物を見れて非常に満足した次第である。

もともと持っていたのはこちら。初めてフォトコラージュの魅力に触れた作品集である。
東京都庭園美術館への行き方
電車の場合 目黒駅が最寄り(地下鉄なら白金台駅)
JR
山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分
地下鉄
都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分
バスの場合 バス停留所「白金台5丁目」を目指すべし
バス停留所「白金台5丁目」より徒歩3分である。
- 黒77系統(目黒駅―千駄ヶ谷駅)都営バス
- 橋86系統(目黒駅―新橋駅北口)都営バス
- 品93系統(目黒駅―大井競馬場)都営バス
- 東98系統(東京駅南口―等々力操車場)東急バス
おわりに
と言うことで東京都庭園美術館の紹介であった。
展示目的で行ってみたところ建物自体、また併設された庭園もなかなかに魅力的な施設であった。
気になる展示があったなら積極的に足を運ぶべきだろう。
いやはや、それにしても東京都庭園美術館、面白いものである。