2019/02/23追記
2019年2月末日をもって、本記事にかいてある形態の人間椅子公式ファンクラブは終了の運びとなったことが、公式にアナウンスされた。
詳細は人間椅子オフィシャルサイトを確認されたし。
トリ
新たな人間椅子倶楽部に迫ったのがこちら。
目次
人間椅子倶楽部とは?
この記事を奇しくも訪れた方々に問う。
例えばある暖かい曇よりとした日の午後、無性にこの世に味気なさを覚えてしまうことがありますまいか!?
そのような方々に告ぐ。
貴君の腰掛けている倶楽部の会員にそっと「入会希望」と申付けるべきである!
人間椅子公認ファンクラブ「人間椅子倶楽部」の概要
ということで人間椅子倶楽部は複数の意味がある言葉である。
- ハードロックバンド人間椅子の楽曲「人間椅子倶楽部」
- かつて青森で放映されていた伝説的TV番組「人間椅子倶楽部」
- 人間椅子の公認ファンクラブ「人間椅子倶楽部」←
ここでは3の公認ファンクラブについて、その概要を示す。
人間椅子倶楽部の活動内容
以下の活動に励むこととなる!
- ツアー等のチケットの先行予約
- 会報の熟読
- ファンクラブ限定ライブによるレア曲の復習
人間椅子倶楽部会員特典
つまり下記の特典がある。これはファンにはたまらないものである!
- チケットの先行予約情報の通知
- 年数回会報が送られてくる
- 年一度のファンクラブ限定ライブ
- 年賀状などが届く
人間椅子倶楽部の入会方法
必要な情報を添えて、払込取扱票にて郵便局から払い込む形になる。
詳細は公式サイトを参照されたし。
無事入会できたら会員証が送られてくる。
人間椅子倶楽部の会費
- 入会費1500円
- 年会費3500円
筆者のようにうっかり更新を忘れるといけないので気をつけるべし!
人間椅子倶楽部の会員期限
1年間有効である。
会員資格は会員期限が切れてからも6ヶ月間有効。それ以上経過すると登録が抹消されてしまうので注意すべし。
ライブに足繁く通う人間椅子倶楽部会員は、郵便局の払込取扱票を何枚か貰って確保しておくと大変便利である。
会員資格の更新だけでなく、ライブチケットの先行予約など何かと郵便局から払い込む機会が多いのが人間椅子倶楽部なのである!
人間椅子倶楽部会報の中身に迫る
人間椅子倶楽部加入後、年数回ほど会報が送られてくる。これがまた良いものである。
分量はだいたい15〜20ページほど。
内容は大まかに以下のようなものになる。
- 特集
- 新譜制作の裏側
- 直近のライブレポート などなど
- 連載
- メンバー各々の連載
- メンバーのマイブーム
連載ではメンバーのお気に入りについて語られることが多い。例えば和嶋氏の連載では車やバイクへの愛があふれている(ここ数号に渡り車の話題で持ちきりである!)。
ちなみに筆者がこれまでの会報の中で気に入っているのは、2017年夏号の「誌上実況中継」なる特集である。ライブ映像作品を見ながらメンバーがコメンタリー的に話すというものを文章化したものであり、曲ごとにメンバーの感想や演出の裏側などが語られており大変興味深い。
次の会報も待ち遠しい限りである!
人間椅子倶楽部のファンクラブ限定ライブに内容に迫る
年に一度、「人間椅子倶楽部の集い 」なる倶楽部最重要イベントが行われる。
内容について概要を示す。
- 開演待ちのDJおよびカラオケタイム
- ライブ
- 大抽選会
待ち時間も楽しいDJタイム
入場後、開演を待つ倶楽部会員をもてなすのはなんとメンバー3名である。
メンバーがDJとなり、おすすめの音楽を流すというコーナーであったはずだがここ数年メンバーがカラオケをする流れが出てきている。2018年、ついにこの時間は全てカラオケに費やされることとなったのである……!
3名の歌唱はなかなかに味わい深く何より観客も演者も楽しそうなのである。
非常に有意義な待ち時間と言える。
ライブと言う名のレア曲祭り
レア曲
お待ちかねのライブでは全編レア曲が演奏される。
何しろ200を超える持ち曲のあるバンドの人間椅子である。限られたライブ時間と機会で満遍なく演奏するということは非常に難しいわけである。つまりレア曲と呼ばれるなかなか生で聴けない曲が発生してしかるべきである。
この集いに参加することでそれらのレア曲をライブで堪能することができるとなれば、やはり人間椅子ファンは倶楽部会員になるしかあるまい!
筆者おすすめのレア曲を記す。
- マダム・エドワルダ(怪談 そして死とエロス)
- 楽しい夏休み(怪人二十面相)
- 人食い戦車(見知らぬ世界)
- 終わらない演奏会(修羅囃子)
- 人間椅子倶楽部(羅生門)
と書いて見たものの選び切れやしない!
2018年の集いにて公式にレア曲と化してしまったマダム・エドワルダについては実にショックである。なぜなら筆者はかなりこの曲が好きなのである……!
カバー
そしてメンバー各々が選曲したカバー曲を演奏するのも通例となっている。
往年のハードロックの名曲が演奏されることが多く、これがまた実に良い。
かつてのTV番組「人間椅子倶楽部」でもよく人間椅子によるカバーが演奏されていたが、それが生で聴けるわけである。しばしば演奏されるKing Crimsonの曲などはかっこよすぎてビビるほどである。人間椅子の力量をひしひしと感じられるコーナーと言える。
また知らない曲が演奏されてもこれから聴くきっかけとなることもある。
ちなみに筆者はこれをきっかけとしてGHOSTのアルバムを購入してしまった次第である。
大抽選会
アンコール時になんとメンバー3名の私物を含む豪華景品が当たる大抽選会がある。
入場時に番号が書かれた抽選券が配られ、抽選会時にその番号が読み上げられたらお宝がもらえるのである。
手書きのイラストや過去の衣装などファン垂涎の魅惑のアイテムが目白押しである。
そして筆者は流石に当たったことがない。
ただしどうも長らく運営サイドではネタ切れと言われているそうであり、今後の継続が若干不安である。と筆者は勝手に感じている。
このようにメンバーとファンとの交流の場である人間椅子倶楽部の集いは大変面白いものである。
まとめ
人間椅子倶楽部加入は人間椅子の演奏を愛してやまない人にとって最良の選択と言えよう。
以下のように魅力たっぷりのファンクラブである。
- ライブの先行予約ができる
- 会報が楽しめる
- ファンクラブ限定ライブでレア曲が聴ける
気になった方はぜひ加入すべきであろう。
2019/02/23追記
さて、人間椅子倶楽部は新たなフェーズへ移行することになったそうである。
30周年を迎える人間椅子である。新たな挑戦を続ける人間椅子を当ブログyozoutsutsuでは今後も応援していきたい所存である。
いやはやそれにしても人間椅子倶楽部、面白いものである。