久しぶりにしながわ水族館にでも行こうかと土曜の夜に水族館の公式ページを見ていたところ、なにやら妙なページを発見する。
そこには何故か日本屈指のロックギタリストROLLYの文字がある。「シナスイ族」なる妙なワードと共にそこに並ぶROLLY。なんだこれは。
ROLLYの字面に、脳裏に去来するのは行きそびれる予定の夏フェス・夏の魔物2018in OSAKAである。そのROLLYも出演するのだ。観たかった。
そしてふと気づく。
明日こそその夏の魔物2018 in OSAKAである(2018年9月8日に執筆している)。
※以下無駄な葛藤やら何やらなので割愛する!
ROLLYはなんとオーケンと一緒にステージに立つのである。ついでに言えば人間椅子も出演するフェスである。
しかしそう気づいたところで結局行くのはすでにあきらめたのであった。
なぜなら月曜は仕事であり、都内に勤務している筆者には日曜の夜まで大阪にいることはかなりむずかしい。
有給をとりたいが、昨日(9/7 人間椅子のツアーファイナルのために)とったばっかだし気が引けたのである。権利としては取れないことはないのだが。
トリ
いやはや、この心理が社畜のなんとも残念なところである!
それはさておき、
じゃあROLLYを観に、代わりにシナスイいくか!と思い至ったのであった。
翌朝、筆者は早速品川区のあたりへ向かった。
ROLLY × しながわ水族館!? シナスイ族に迫る
シナスイ族ってなに?
さて件のシナスイ族だがその実態はどうやら、しながわ水族館の新PR動画ありきの企画の模様。
しながわ水族館における「人気者の影に隠れがちな存在」にスポットを浴びせる動画になっている。
そのややマイナーなやつらこそが「シナスイ族」ということになる。
いちおう「デカい!つよい!キモい!恐ろしい!」というコンセプトがある。
毎月1種とりあげ、その都度動画が解禁される。
これが12ヶ月連続で行われるとのこと。
すでに8月に開始しており執筆現在(9月)2種目である。
シナスイ族の特設サイトすらある
特設サイトを開けば往年の特撮モノのようないい感じにチープな雰囲気のある、しかしこだわりの絵作りである。
そしてそこに掲載されているROLLYの写真が、なんというか実によくあっている。
なにやらグッとくる動画
このPR企画の中心である動画が用意されている。これまたサイトの雰囲気そのままに何やら懐かしい質感の映像である。
内容はと言えば、シナスイ族を垣間見た老若男女が何故か絶叫する。
老人が叫ぶ絵がなんとも良い味である。
後述のテーマソングとあわせて、総じて懐かしさを感じる良い動画である。
テーマソングはROLLYが担当!「俺たちはシナスイ族」
テーマソングが実に良い。
タイトルは「俺たちはシナスイ族」。ROLLYが担当している。
なぜROLLYかと言えばそれはROLLYが屈指のミュージシャンであり、また今回のシナスイ族の雰囲気を盛り上げることができるムードの持ち主だからなのであろう。
ROLLYの妖しい魅力が非常にマッチしている。
そしてさすがの楽曲センスで素晴らしくくせになる楽曲を提供しているのであった。
筆者、族と対峙す
9月の「族」は「小さな口先怪獣 クダゴンベ!」である。
筆者は潜伏場所の情報を頼りにクダゴンベへと迫った。
確実にこの水槽である。
なぜならすぐ横で動画が流れている。そして誰も見ていない!
まあ人がいないのはたまたまかもしれない。まんまとシナスイ族を独占することにした筆者である。
小さいから意外と探すのきつそうだなー、などと思っていたら思いの外目立つ感じで鎮座していた。
しかも噂通り珊瑚っぽいものの上にいた。さすが主役(?)。
現場からは以上である!
グッズ化、音源ダウンロードを希望す
シナスイ族は総じてムードがすごい。
筆者としては、せっかくなので特設サイトのムードを全面に押し出したシナスイ族グッズの展開やROLLYがギターソロを弾き倒すようなフルバージョンの音源なんかがあったらいいなぁ、などと思うばかりである。
12ヶ月にわたるイベントではあるので、ひっそりと期待したい。
まとめ シナスイ族
シナスイ族はしながわ水族館の新手のPRであった。
動画を見ると何やらワクワクするので見るべし。
そして今後もヤバイ族が出てくるはずなので注視すべし!
いやはや、それにしてもシナスイ族、面白いものである。