東京都品川区にある水族館である。イルカやアシカのショーや大水槽など「水族館」を楽しめる要素がしっかりあるなんともちょうど良い水族館である。
特別展用のスペースがあり、来るたびに違う趣向で楽しめたりもする。
水族館としての楽しみをしっかり持ち、かつ混みすぎず、かといって決してしょぼい訳ではない。そして比較的安めな入館料。電車で十分行ける。
トリ
しながわ水族館の概要と行き方
しながわ水族館の基本情報
入館料
高校生以上 1,350円
小・中学生 600円
幼児(4~未就学児) 300円
シニア(65才以上) 1,200円
営業時間
10:00~17:00
※季節によって変動がある
※休館日は毎週火曜日と元日
所要時間目安
90 – 180分
所在地
〒140-0012 東京都品川区勝島3丁目2−1
しながわ水族館への大まかな行き方
電車での行き方

大森駅東口に出てしまってもちゃんと案内がある。
歩くべし。

ここからもう少しだけ歩く。

こんな感じ。

こんな感じ。意外と遠い。

こんな感じ。まだ見えない。

ようやく本当に入り口が見える。
しながわ水族館で撮影した写真(+感想めいたなにか)
訪問時期:2018/09(比較のために2015年の写真も一部掲載する)
水族館。
そこは非日常を求め訪れし者が、その日焼けした魂を癒す束の間の安息地である。
時間や社会に囚われつつ現実逃避に走るとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰も邪魔せず気を遣い、水生生物を至近距離で撮影するという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである。
久しぶりにしながわ水族館に行ってきた。かれこれ4度目くらいである。
ということで以下感想と写真である。
日曜日の朝イチはほんの少し並ぶ
日曜日の朝イチに到着すると、入り口にはすでに家族連れが少し列をなしていた。
チケット購入に関しては数分待つくらいで終えることができた。
ちなみにこの日、割引券を持っている人の列の方が混んでいた。その手の手続きを一切忘れていた筆者は普通にチケットを購入する券売機の列であっさりチケット購入を済ませることができた。
しかしどちらにせよそこまで入館時間に差は出ないので、Webチケットやホームページ割引を利用することは検討すべきだろう。
事前にチェックして見ていただきたい。
しながわ水族館のイルカショー
この日(2018年9月)イルカの妊娠・出産の関係でイルカショーは未開催とのことであった。そのためイルカショー復活後に入館する際に割引してもらえる券をもらえた。券の期限が2019年3月なため、その前にはイルカショーも復活するのだろう。
折角なので2015年のショーの写真を掲載しておく。雰囲気が伝われば幸いである。
2015年のイルカショー

2015年の写真。12月なのでクリスマス仕様である。そしてそれを一人で見る筆者である。

見切れたが、結構豪快に宙を舞う。
アシカショー
現在ショープール自体使えないため合わせてアシカショーも現在一時中止している。と言うことでこちらも過去の写真を掲載しておく。
2015年のアシカショー

スタッフさんに凝視されるアシカ。アシカショーはコミカルな構成だった気がする。

フラフープを回すアシカ。
ブログ開設前にInstagramにて筆者が投稿していたGIFも貼っておく。
特別展も面白い しながわ水族館
しながわ水族館には特別展示用っぽいスペースがある。
今回はウミウシの特別展であった。
ウミウシって巻貝の仲間なんだって!?展 2018.7.11〜9.17
と言うことで展示の様子を紹介したい。

暗く写っているがこんな入口である。
割とすごいビジュアルのものが続くので念のため隠しておく。好きな人のみ観ていただきたい。

ムカデミノウミウシ。なかなかのビジュアルである。

キイロウミウシ。あんま黄色くはない。

シライトウミウシ。なんか水面にへばりつくと言う謎テクを披露している。

ユビノウハナガサウミウシ。なんかいっぱい出ている。

シンデレラウミウシ。ネーミング。ちなみに同じ水槽によく似たカグヤヒメウミウシなる種類のウミウシもいた。

ブチウミウシ。ブチである。

アカフチリュウグウウミウシ。強そう。

タツナミガイ。アメフラシの仲間。でかめ。
過去見た展示についても少しだけ紹介したい。
過去の特別展 しながわ水族館×早川いくを またまた へんないきもの展~ナマモノ~ 2015.7.15〜9.6

まさかの干物。ガンギエイである。かっこよすぎる。

イガグリガニ。痛そう。

ボロカサゴ。なんか透けてる。

モンハナシャコ。時速80キロのパンチでキャビテーション気泡の消滅なる現象を起こし一種の衝撃波を発生させる。それでカニを仕留めるとか。てかシャコってカニ食うのか。

ヤツメウナギ。うなぎどころか魚類でもないそうな。吸血性のもいるとか。
しながわ水族館の生物たち 入口近辺〜1Fエリア

ニッコウイワナである。
入口付近は地域の生物が多めである。

ウナギ? 白い。

マイワシ!口を開けつつまわりまくっている。

ちなみにこの水槽はマイワシとカブトガニの水槽である。

ムラサキハナイソギンチャク。

ムギワラエビなる日本固有種のエビ。おそらく国内唯一の展示!と紹介されていた。

マダコである。

美しい。
しながわ水族館の生物たち トンネル水槽近辺
地下に降りるとトンネルがある。

トンネルになっている大水槽。水量500tの大水槽に60種900匹の生物たちが泳いでいる。

エイの裏もよく見える。

トンネルを外から見るとこんな感じ。時間によってはフィーディングタイムもやっている。
トンネル抜けるとフサギンポがいる。

フサギンポ。ピグモン的な雰囲気である。

すごい見てくるヤツ。ソイかな?

クラゲのいるエリアにはミズクラゲも当然いる。
クリスマス仕様だとこうなる。

過去のクリスマス仕様ミズクラゲ。緑だし。

アカクラゲ。良い。

ベニクラゲ。小さい。弱ると溶ける前に細胞が若返ってポリプになるとか。不老不死らしい。
しながわ水族館の生物たち 世界の大河から

ピラルク!でかい魚は見てて楽しい。

タイガーシャベルノーズの顎っぽい部位。

眠たげに見えるシルバーアロワナ。

ウーパールーパーことメキシコサラマンダーもいる。撮影は2015年。

正面。口が可愛い。撮影は2015年。

なんか精霊的な存在。ちなみに筆者が訪れた時にはこのエリアで号泣する少年がいた。
しながわ水族館の生物たち 珍しい生物たち

サザングローブフィッシュ。シャウト中。

圧倒的顔面のオオカミウオ

ミズダコである。かっこいい!

カワテブクロ。折角なので執拗に近づいて見た。

キンチャクガニ。かわいい。

ネジレモ。ねじれてる。日本固有種。

ムサシトミヨ。絶滅危惧種。赤ちゃんも展示されていた。
しながわ水族館の生物たち ペンギンもいる
小さいがペンギンのコーナもある。

毛羽立ってるマゼランペンギン

やる気ありペンギン

やる気なしペンギン
しながわ水族館の生物たち シャークホール
しなすいのラストといえばシロワニである。じっくり見るべきだろう。
怖い。

怖すぎ。

更にアップ。歯がすごいことになっている。
と言うことでしながわ水族館の生物を大まかに紹介してみた。何か気になったらぜひ足を運んでみていただきたい。
今回載せていないがアザラシショーなんかもやっている。
まとめ
しながわ水族館は東京都の品川区にある水族館である。
アクセスも悪くなく、混みすぎず、結構色々みれる。企画にも力を入れている良い水族館である。
大型な人気水族館と比べるとちょっと見劣りするかもしれないが、水族館らしい楽しさがしっかりとある。家族連れにもおすすめである。
いやはや、それにしてもしながわ水族館、面白いものである。