綺麗で見応えある展示は子供も大人も楽しめる。
ただしとても混む(平日の昼間でも混んでいた)。休日の昼間に行かれる場合はくれぐれも覚悟を持って臨むべし。
トリ
サンシャイン水族館の概要と行き方
基本情報
入館料
大人(高校生以上):2200円
子供(小・中学生):1200円
幼児(4歳以上):700円
※当日券の購入も結構並ぶので、WEBチケット購入がおすすめである。
営業時間
10:00〜21:00(3/21〜9/24)
10:00〜18:00(9/25〜3/20)
夏季は早朝営業を実施している。詳細は公式HPまで。
所要時間目安
90 – 150分
所在地
〒170-0013 東京都 豊島区東池袋3丁目1 ワールドインポートマートビル 屋上
大まかな行き方
ということで池袋駅からのルートを示す。
地上にも案内があるので落ち着いて探すべし。
池袋駅方面から向かうと、建物に着いてからも意外と歩く 。
サンシャイン水族館で撮影した写真(+感想めいたなにか)
水族館。
そこは非日常を求め訪れし者が集い、日焼けした魂を癒す束の間の安息地である。
時間や社会に囚われつつ現実逃避に走るとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる。
誰も邪魔せず気を遣い、水生生物を至近距離で撮影するという孤高の行為。
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである。
思い立ち池袋へ向かう
有給の金曜日である。
ブログを始めてからというもの、筆者は社畜ながら積極的に有給を消化することにしていた。無駄に働いている場合ではない。
この日は夜に筆者としては重要な用事があったため大事をとって1日休みにした次第である。
となると昼間はどうするかということになる。平日だからと思い立ち、これまで「間違いなく混んでいる」と警戒しすぎて一度も赴いたことがなかった池袋のサンシャイン水族館へ赴くこととした。
サンシャイン水族館へ入館する
聞くところによると大人気水族館らしい。休みの日に行ったところで激混みなのは予想がつく。
そう予想するわりに安穏と午後になってから入館を試みた筆者であった。何しろ世は平日である。
呑気にエレベータを降り、いよいよ入館というところまで辿り着いてみれば、まさかのチケット購入列が発生しており5分ほど列に並ぶはめに。
やはり水族館は朝イチに限る……!これで平日だというのだから末恐ろしいものである。
ということでサンシャイン水族館公式のWEBチケットなる制度を利用すると当日のチケット購入列をすっ飛ばすことが可能である。混雑緩和のためにも是非積極的に利用すべきだろう。
サンシャイン水族館1Fの生物を至近距離で撮影する
ということでいざ入館するとやはり人が多い。
とりあえず珊瑚などを撮影して様子を伺う。
ふと見やればコブダイ&マイワシという激アツな水槽がある。
コブダイは大小何匹か泳いでいた。
続いて目に入ったのはウミシダである。筆者はウミシダを長崎ペンギン水族館で初めて認識したのだがかなり気に入っている。
長崎で観たウミシダのほうが艶かしい動きにゾワゾワしたので、それが得られずにやや残念ではあったが、色々な種類が観れて面白いものである。
大人気・ダイオウグソクムシとオオグソクムシの水槽もサンシャイン水族館には当然ある。なぜか空いていたのでここぞとばかりに接近する。
ダイオウグソクムシの展示はどの水族館も割と暗いものが多く、至近距離で撮影するのは難儀なことである。あと水温の関係か水滴が着いていることも多い気がしている。
また気になる生物を発見してしまった。ヤギである。
どうやらサンゴの仲間のようである。
深海コーナーにはお馴染みタカアシガニもいる。相変わらずでかい。
タカアシガニを見ていてふと気づいた。何かとタカアシガニの下にいつも同じ魚が収納されている気がする。ただしその魚の名前がわからん(写真も残っていなかったため今後の筆者に期待することにする)。
隣の隔離された水槽にはタコがいる。筆者はタコが好きなのである。何やら見慣れないタコであった。
タコもそこそこに、次の水槽を見るとマイワシよりやや小ぶりなカタクチイワシがいる。
このフロアにはサンシャインラグーンなる大水槽がある。なにやら人だかりができており、筆者は一旦先へ進むことにする。
ふわりうむというみんな大好きクラゲのコーナーがある。
まったくである。
続いて現れるのは何やらでかい存在であった。マンボウである。
でかい生物はやはり子供達にも大人気であった。
続いてイカである。
サンシャイン水族館2Fの生物を至近距離で撮影する
2階に上がる。アマゾンやらアフリカの魚などが出迎える形になっている。イグアナやカエルなどもたくさんいる。わりとなんでもありのようである。
明るい南国っぽい水槽もある。やたらてかてかの存在が気になった次第である。ルックダウンというそうな。
同じくなにやらテカっている魚がもう一種類。ターポンである。
不意に隣にいらっしゃったご婦人が「カニカマ! カニカマ!」と唱え始めたのでうろたえた筆者であった。
さらに隣の水槽で「魚の顔じゃねえ! 豚だ!」などと宣うのは、隣にいたご婦人である。
今一度1Fのサンシャインラグーンを観る
アシカショー的なものが始まったらしく、やや人がそちらに流れたようであった。
筆者はここぞとばかりに1Fへ舞い戻り、サンシャインラグーンを改めて観ることにした。
何やらオレンジ色の札が下ろしてあった。飼育スタッフ(アクアスタッフ)について展示風に説明書きが書いてあるようである。どうやら2種類のアクアスタッフがいるようだ。
このように2種類のスタッフを見分ける簡単なポイントが書き記されている。
- グレー地にオレンジラインは「お掃除ver.」
- 青や赤で鱗入り(少し派手)は「水中パフォーマンスver.」
ふと見ればアクアスタッフの方がお仕事中である。吸盤で水槽にひっつきつつ移動して掃除をしている。なるほど、と思いながら筆者は眺めていた。
ということで美しい水槽に見惚れていた筆者であった。
不意にでかい影が後ろの方で動くのに気づく。
そのでかいエイが束の間裏側を見せたのを筆者は見逃さなかった。
サンシャインラグーンを堪能した筆者は続いてペンギンを観に行くことにする。
ペンギンやペリカンもいる
屋上にはペンギンやペリカン、カワウソなどがいる。
アシカショーやフーディングタイムなども行われている。筆者が訪れた際にちょうどアシカショーが終わってしまったところであった。
とりあえずペンギンを観る。
そんなところで筆者はサンシャイン水族館を後にしたのであった。
まとめ
サンシャイン水族館は池袋の高層ビルにある見所満載の非常に良い水族館である。
ビルの10階ながら大水槽がある。海獣すらいる。そして綺麗である。
ただしこれではやはり休日かなり混みそうである。至近距離で撮影しようと試みるなら平日に頑張って行くことが推奨される!
いやはやサンシャイン水族館、行っておけてよかったと思うばかりである。それにしても面白い!